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06.16 > 『エレクトリック・マイルス1972-1975』、『リヴァーサイド・ジャズの名盤50、発売されています。
05.17 > 『ビートルズとボブ・ディラン』、『en-taXi No.29』更新しました。
BY / HigaKen

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マイルス新作3枚
2007/05/19(Sat)

先のエヴァンスを受けて、今度はマイルスが“ドドドッ”と3枚、登場した。

・In Holland 1960 (Luxury:1 cd)

1960年4月9日、オランダでのライヴ。この日の演奏はすでにスタッシュ盤『ソー・ホワット』として国内盤まで出ているが(聴けV7:P168)、今回は昨年ラジオで再放送された音源がソースとか。クレジットには、サブタイトル的に「NPS Re-Broadcast Edition」とある。音質向上のプレスCD。

・Lost Quintet At Final (Premier:1 cd)

1969年11月9日、ロッテルダムでのライヴ。これもサポディスクから高音質盤が出ているが(P316)、今回は待望のプレスCD。これがロスト・クインテット最後のライヴになる(10日後の11月19日には「グレート・エクスペクテイションズ〜オレンジ・レディ」のレコーディングが行なわれる)。

・In Newyork 1982 (MegaDisc:2 cd)

1982年7月17日、ニューヨーク、第84埠頭で行なわれたライヴ。会場を練り歩く「ホッドッ!ホッドッ!」(Hotdog! Hotdog!)の声とともにソーホワット盤が出ているが(P594)、今回は別ソースらしい。オーディエンス録音の2枚組CDR。
朗報!エヴァンス『カナディアン・コンサート』初CD化実現!(その他新作情報)
2007/05/15(Tue)

拙著『エヴァンスを聴け!』で紹介したアルバムのなかで、すでに掲載した時点で入手困難になっていた以下の5枚が、ローンヒルとギャンビットから同時に発売された。

さて、入手困難だった5枚とは(タイトル/原レーベル/聴け掲載ページ)。

@Bill Evans Trio (Chazzer→Fresh Sound) P126
AHow Deep Is The Ocean (Heart Note) P168
BParis 1965 (Royal Jazz) 同
CLive In Stockholm 1965 (Royal Jazz) P180
DThe Canadian Concert (RCI→Can Am) P252

そして、今回発売されたのが以下の3枚となる。上記5枚(とくに@)が、じつに要領よく収録されている(リンクはいずれもアマゾンUS)。

Live In Paris 1965 (Lonehill)
@(3曲:1-3 with Israels,Motian)+A(全曲)+B(全曲)

Stockholm 1965 (Lonehill)
@(3曲:4-6 with Gomez,DeJohnette & orchestra)+C(全曲)

Live In Ottawa 1974 (Gambit)
@(3曲:7-9 with Gomez,Morell)+D(全曲)
ズッケロとの共演ライヴ含む新作2枚
2007/05/09(Wed)

マイルスにGWはなかった。直前も渦中も新作が届けられ、いままた新たにサポディスクとクール・ジャズから下記2枚が登場した。

・Grand Parade Du Jazz (Sapodisk:1 cd)

1987年7月13日、ニースでのライヴだが、1曲目が「ヒューマン・ネイチャー」ということから察しがつくようにラジオで放送された音源がソース。ただし、たんなるエア・チェックではなく、「ひょっとしてマスターかぁ?」と思わせるクオリティ&ステレオ。冒頭の邪魔なアナウンスもカットされ、しかも1枚物(約73分)とあって聴きやすく、「これ以上、なにを求めますか?」の決定版。おまけにベースはダリル・ジョーンズ。「ドント・ストップ・ミー・ナウ」のエンディングから「カーニヴァル・タイム」へと突入していく瞬間は何度聴いても快感。

・Meets Zucchero In Live (Cool Jazz:1 cd)

1989年7月28日、イタリアでのライヴ。悪名高きパウロ・ルスティケリとの共演2日後とあって後遺症が気になるが、パウロはパウロ、ライヴはライヴ、1曲目の「パーフェクト・ウェイ」から快調に飛ばし、音質面においてもオーディエンスながら支障なく進行する。最後になってズッケロが登場、「デューン・モス」で共演が実現。基本的には「ズッケロ&カンパニー」(聴けV7:P794)に収録されているスタジオ・ヴァージョンをライヴで忠実に再現したもの。とはいえ聴きものは、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」のイントロにおける無伴奏に近い状態でのトランペット・ソロやタイトな「ジョ・ジョ」など、ズッケロ以外の演奏。初回分は「ヒューマン・ネイチャー」が「タイム・アフター・タイム」と誤記されている。こちらも約72分たっぷり収録の1枚物。
マイルス5連発(改訂版)
2007/04/21(Sat)

・Unknown Live 1970 (So What:1 cd)

キース時代の音源もほぼ出尽くした感があるが、データ的にも謎に包まれたライヴが登場した。「1970年11月もしくは12月、ニュージャージーでのライヴ」としかわからず、会場も不明。時期としては「ライヴ・アット・エレクトリック・ファクトリー」(聴けV7:P362)や「セラー・ドア」(P368)とほぼ同時期。オーディエンス録音で、ドラムスがちょっと遠いが音質は良好、しかもマイルスとキースが前面に出ている。アイアートの細かい動きもわかる。1曲目からオープンで飛ばすマイルスが鋭くも熱く、これはキース時代久々の注目アイテムといっていいだろう。ディレクションズ、ホンキー・トンク、ホワット・アイ・セイ、サンクチュアリ、イッツ・アバウト・ザット・タイムの全5曲で、たっぷり1時間強。

・Ludwigshafen 1973 (MegaDisc:2 cd)

1973年11月2日、ドイツでのライヴ。すでにソー・ホワットから「イン・ジャーマニー」(P470)として出ているが、今回は別ソース。SW盤の音質がルートヴィヒスブルク状態だっただけにアップぶりを期待したが、うーむ、こちらはこちらでルートヴィヒスハーフェン状態か。なお公演地は今回が正解とのこと。

・Tokyo 1981 (MegaVision:58 min)

今回登場のDVDは、1981年10月4日、新宿西口広場での寒風吹きすさぶライヴ。演奏は「ライヴ・イン・ジャパン」(P562)としてCD化されているが、この映像はテレビ放送ヴァージョン、よって画質は問題なし。
なおメガヴィジョンからは、デイヴ・ブルーベック・カルテットのDVD(1966年11月8日ベルリン)も同時に登場した。すでにタワーやHMVなど大手CDショップに並んでいる、60年代マイルスを含むヨーロッパ産廉価DVD(実態はブート)ともども、音源以上にややこしいことになってきた。

・With Gary Thomas in Chicago (CoolJazz:2 cd)

1987年3月27日、イリノイでのライヴ。ケニー・ギャレットとゲイリー・トーマスの2サックス、ギターがボビー・ブルーム。トーマス参加盤としては、「ニュー・イヤーズ・イヴ・イン・LA」(P758)、「ミーツ・ゲイリー・トーマス」(P764)につづく3枚目、さらに加えて録音は後者の2日後となる。ちょっと苦しいオーディエンス録音。

・Stuttgart Night (Sapodisk:1 cd)

1988年7月11日、ドイツでのライヴ。ということは「イン・ミュンヘン」(P806)の翌日にあたるが、はたして音質はこちらも優秀にしてほぼパーフェクト・ウェイ。「イン・ア・サイレント・ウェイ〜イントルーダー」から「ドント・ストップ・ミー・ナウ」まで全7曲。
新作情報
2007/04/11(Wed)

アサヒコム「ジャズ・ストリート」での連載「マイルスを聴け!」が始まった。毎週月曜更新ということで、これまで「ザ・マン・ウイズ・ザ・ホーン〜アフター・アワーズ」「ネフェルティティ・セッションズ」の2枚を紹介したが、来週は1949年パリ・ライヴのコンプリート盤、その次は1982年モントリオール・ライヴ(メガディスク)の予定。この機会になんとか「聴けV7」以後に出た新作を随時消化したいと思っているが......また新作が届いた。今回はメガ関連で3枚、まずは初登場になるDVDから。

・Montreux Jazz Festival 1985 (MegaVision:112 min)

1985年7月14日、モントルー・ジャズ・フェスでのライヴ。オトのほうはボックス・セット(聴けV7:P678)で出ているが、映像はおそらく初。全13曲収録で、前半6曲がボックスの9枚目、後半7曲が10枚目に該当する。画質は最上級。
次にCDだが、こちらは“再発”もしくは“時間差バッティング”と捉えていいだろう。

・Troubadour 1975 (MegaDisc:1 cd)
・Play with Wynton (MD:2 cd)

前者は既発ソーホワット盤(聴けV7:P508)の再発(メガからは初)。SW盤が入手困難な人にとっては朗報だろう。後者はウイントン・マルサリスが一方的に飛び入りした因縁のライヴ。クールジャズ盤(P720)に、先日登場した「ノースシー・ジャズ1986&モア」収録の同日ライヴを加えて2枚組にまとめたもの。
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