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06.16 > 『エレクトリック・マイルス1972-1975』、『リヴァーサイド・ジャズの名盤50、発売されています。
05.17 > 『ビートルズとボブ・ディラン』、『en-taXi No.29』更新しました。
BY / HigaKen

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マイルス・イヴェント(大阪)曲目リスト
2008/06/28(Sat)

本日「マイルスの夏 1969 イン大阪」にきていただいたみなさま、どうもありがとうございました。
主催していただいた「ジャズやねん関西」藤岡宇央さん、どうもお疲れさまでした(定員に達して良かったですね!)。
すばらしい音で聴かせていただいた難波『845』の方々にも感謝いたします。

以下はきょうのイヴェントで紹介した曲目のリストです(紹介順)。

●テオ・マセロ (Teo Macero)

@Teo (Explorations)
Teo Macero(sax) Orlando Girolamo(accordion) Charles Mingus,Lou Labella(b) Ed Shaughnessy(ds) 1953/12/5

ACharles Mingus/Boogie Stop Shuffle (Mingus Ah Um)
John Handy(as) Booker Ervin(ts) Shafi Hadi(as) Willie Dennis(tb) Horace Parlan(p) Charles Mingus(b) Dannie Richmond(ds) 1959/5/12

●アラン・ダグラス (Alan Douglas)

BDuke Ellington/Money Jungle (Money Jungle)
Duke Ellington(p) Charles Mingus(b) Max Roach(ds) 1962/9/17

●ギル・エヴァンス (Gil Evans)

CEleven:unedited version (Svengali)
Gil Evans(arr,cond,key) Richard Williams(tp-solo) Billy Harper(ts-solo) Trevor Koehler(ss-solo) etc.1973/5/30

●マイルス・デイヴィス (Miles Davis)

DLittle Stuff (Filles De Kilimanjaro)
Miles Davis(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(elp) Ron Carter(elb) Tony Williams(ds) 1968/6/19

●ジミ・ヘンドリックス (Jimi Hendrix)

EThe Wind Cries Mary (Are You Experienced?)
Jimi Hendrix(elg,vo) Noel Redding(b) Mitch Mitchell(ds) 1967/2/7

●マイルス・デイヴィス

FMiss Mabry (Filles De Kilimanjaro)
Miles, Wayne, Chick Corea(elp) Dave Holland(b) Tony 1968/9/24

●ハービー・ブルックス (Harvey Brooks)

GKilling Floor (A Long Time Comin')
Electric Flag with Harvey Brooks(elb) Michael Bloomfield(elg,vo) Richie Havens(per,sitar) Sivuca(g,per) Buddy Miles(ds)etc. 1968

●マイルス・デイヴィス

HMiles Runs The Voodoo Down (1969 Miles)
Miles,Wayne,Chick,Dave,Jack DeJohnette(ds) 1969/7/25

ISpanish Key (1969 Miles:Second Night)
same. 1969/7/26

JSpanish Key-take 3 (Unreleased Bitches Brew Session)
Miles,Wayne,Chick,Dave,Jack+John McLaughlin(elg) Joe Zawinul,Larry Young(elp) Harvey Brooks(elb) etc. 1969/8/21

●ジョー・ザヴィヌル (Joe Zawinul)

KGypsy (Stories Of The Danube)
Joe Zawinul(synth,vo) & Orchestra. 1995/11-1996/2
帝王復活セッション第3集とエヴァンス役はくいだおれ人形に
2008/06/09(Mon)

・Comeback Sessions Vol.3 (So What:2cd)

81年のカムバックに関する音源集『カムバック・セッションズ』の第3集は、ついに登場の5月6日スタジオ・セッションから「シャウト」が丸ごと1枚(52分)、さらに2枚目には6月26日ボストン、キックスから3曲がノーカット(アイーダ、マイ・マンズ・ゴーン・ナウ、バック・シート・ベティ)で収録されている。注目は「シャウト」だが、あの「シャウト」とは別の曲、あるいはこれが発展してあの「シャウト」になったのだろうか。オープニングでノイズが入るがその後は問題ナシのマスター級。すでにロバート・アーヴィングが参加、ランディ・ホール、バリー・フィナティ、サミー・フィゲロアなど”ザ・マン・ウイズ・ザ・ホーンな顔ぶれ”が勢ぞろい。こちらのヴァージョンのほうが楽曲としてもかっこいいのではないか。一方キックスは約43分。このマイク・スターンはほんとうにすばらしい。

・One Phone Call (Cool Jazz:2cd)

86年10月21日フランスでのライヴ。ギターはガース・ウェーバー。1曲目「ワン・フォン・コール」からマイルス吹きまくりヴァージョンで迫力満点。上質のオーディエンス録音。

そしてエヴァンスも。
そうそう、先日の菊地成孔さん・大谷能生さんとのマイルス・イヴェント(新宿タワー)では、映画化する際のマイルス役の最有力候補として「黒く塗った王監督」を推したが、エヴァンス役はくいだおれ人形がいいと思う。時間もできるだろうし。試しに帽子を取って、頭の上に"PORTRAIT IN JAZZ"と英文字を置いた図を想像していただきたい。
さて。

・Beautiful Love 1969 (Cool Jazz):1cd)

生涯に一度(?)のエリントン曲が収録された名盤『ワルツ・フォー・デビー1969』(新エヴァンスを聴け:P208)の続編。完璧なスタジオ・ライヴだが、とくにタイトル・ナンバーの「ビューティフル・ラヴ」は泣ける。69年3月26日の6曲に後半は11月16日から7曲(ラウンド・ミッドナイト、王子様、マイ・マンズ・ゴーン・ナウ他)という2本立て。

6月28日、大阪でのイヴェント「マイルスの夏1969」の選曲、終わりました。お時間のある方はぜひお越しください。
http://jazzyanen.com/miles1969


マイルスなお知らせ+新作情報
2008/05/21(Wed)

ひょんなことから、「ジャズやねん関西」さんの主催で、下記のようなイベントをすることになりました。 雑誌「エンタクシー」の連載と連動した企画で、

●マイルスの夏 1969

と題し、”あの名盤「ビッチェズ・ブリュー」が誕生した1969年の夏をテーマに、ジミ・ヘンドリックス、テオ・マセロ、ギル・エヴァンス等との密接な関係を解き明かし、さまざまな側面から、マイルスと「ビッチェズ・ブリュー」の知られざる真実に迫る”(チラシより)というような内容になります。関西、とくに大阪にお住まいのみなさま、よろしくお願いいたします。

日時/6月28日(土)15:00〜17:00
場所/ナンバ:ジャズ・スポット「845」
料金/2,000円(来場者全員に著者サイン本進呈)

<詳しくはコチラをごらんください>
http://jazzyanen.com/miles1969

というわけでマイルスの新作が届いた。

・Venice 1971 (One And One:2 cd)

ク〜ッ度の高い『イン・ヴェニス』(聴けV7:P404)のヴァージョンアップ盤。なんでも従来盤はピッチが速かったとか。そこで今回は正常なピッチに戻し、さらに音質の向上を図ったもの。結果2枚組に拡大され、1枚目=48分15秒、2枚目=32分42秒となった。つまりは80分57秒が正解らしい。よって従来の「74分盤」や「84分盤」は、速すぎるか遅すぎるかで、いずれも間違いということになる。

・In Austria 1987 (Cool Jazz:2 cd)

87年6月5日、オーストリアでのライヴ。全16曲にして強力+良好なオーディエンス録音。まさに「マイルスを浴びる」という表現がぴったり。これもク〜ッ度はかなり高い。
マイルス『ジャズ・トラック』など4作登場
2008/05/03(Sat)

Jazz Track (Jazz Beat:1 cd)

オリジナルの10インチ盤『死刑台のエレヴェーター』に58年録音の4曲を加えたアメリカ盤LP『Jazz Track』がデジパック仕様でCD化された。16ページのカラー・ブックレット付。
アメリカ盤のジャケットは2種類あるが、今回はマイルスとジャンヌ・モローの写真が使用されたヴァージョン。『エレヴェーター』から10曲、58年録音から「オン・グリーン・ドルフィン」はじめ4曲、そしてなぜかプレスティッジ盤『コレクターズ・アイテムズ』から56年3月録音の3曲が追加されている。
このジャケットでのCD化、ちょっとうれしい。

・Two Miles Live Remaster (One And One:2 cd)

同名のディスクリオス盤(聴けV7:P392)をリマスターしたアップデイト・ヴァージョン。ただし旧盤をアタック〜オール・イン・ワンで洗浄しただけの“リマスター”でなく、まったく新たなソースからの初CD化。もともと音質良好なライヴだったが、今回のリマスター盤はさらに迫力が増し、か細かった線がいっきに太くなった。71年11月5日、オーストリアでのライヴ。

・Broken Wings Live (Sapodisk:2 cd)

Mr.ミスターの「ブロークン・ウィングス」をレパートリーに組み込んでいた85年11月5日はミラノでのライヴ。サックスはボブ・バーグ、ベースはアンガス・トーマス。歓声、拍手、手拍子、口笛と場内大盛り上がりのオーディエンス録音。

・Miles Davis And Donald Harrison (Cool Jazz:2 cd)

判明しているかぎり、ボブ・バーグとドナルド・ハリスンの2サックス編成が実現したのはわずか4日間(推定)、で、86年12月14日のニューヨークが出ていたが(V7:P756)、13日のカナダ・ライヴが登場した。しかも14日盤より4曲多く(トーマス、バーン、メイズ、ポーシア)、良好にして迫力のオーディエンス録音。もし可能なら残る2日分もよろしくお願いしたい。

●アサヒ・コム「マイルスを聴け!」では、12日=チャールズ・ミンガス「ウエスト・コースト1945〜49」、19日=ブロークン・ウィングス・ライヴ、26日=ウイズ・ドナルド・ハリスンを紹介する予定です。
『リヴォルヴァー』とブッチャー・カヴァーについて(再び)
2008/04/27(Sun)

ちょっと前の話になりますが、『ビートルズ アメリカ盤のすべて』(集英社インターナショナル)という本のなかで、「ポールが『リヴォルヴァー』の裏ジャケットでブッチャー・カヴァーのネガをもっている」と書いたところ、「どれだ!?どこだ!?」という質問が相次ぎ、その時点で正確な情報をお伝えしたつもりでしたが、最近また同様の質問が増えてきたようなので、この場をかりて、再度詳細を。

あの一文には校正ミスがあります。結論は同じですが、正確には「『リヴォルヴァー』の裏ジャケットに載っている写真」ではなく、その写真の「別カット」でポールがブッチャー・カヴァーのネガをもっている、ということになります。
そのときの写真は、たとえば書籍『アンソロジー』日本版P213や、英『Mojo』別冊を翻訳した『ノーウェアVol.20ビートルズのサイケな1000日間』P75に載っています(前者は、もっと大きいトリミングで、ブッチャーであることが鮮明にわかる写真が、カメラマン=ロバート・ウィタカーの説明とともに『The Beatles:Classic,Rare&Unseen』という写真集のP104に掲載されています。また後者では、ポールのみならずジョージもネガをもっています)。

以上、あらためてご報告しておきます。
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