| 2012/01/12(Thu) |
まずはマイルスの新音源が2枚。
・At Newport Jazz Festival '86 (Cool Jazz:1 cd) ・Operation Overlord (CJ:3 cd)
前者は86年8月23日ロードアイランド州で開かれた同祭でのライヴ。ギターはロベン・フォード。後者は88年2月22日フランスでのライヴ。いずれもアサヒコムの1月19・26日に紹介。
まもなく今年最初の拙著が刊行されます。『かんちがい音楽評論JAZZ編』(彩流社)。音楽評論・批評をテーマにした初の書き下ろしになります。以下は目次です。多くの方に読んでいただければと思います。
●第1章 ジャズ評論のかんちがい 感謝すべきはジャズ評論家/山中千尋さんのかんちがい/「毒舌」のハードル/ミュージシャンとしてライターとして/中村とうようさんのこと/音楽評論家としての業/「Yes」しかない世界/「書くミュージシャン」の特権/「肯定」しか知らないジャズ評論家/同業者目線の落とし穴/ジャズ版「文学賞の取り方」/批評眼なき時代のジャズ/遠距離交際の宿命/大西順子さんのかんちがい/もしも激賞されていたら/職業音楽家と職業評論家
●第2章 ジャズ入門書のかんちがい インターネットが暴いた真実/くり返されるジャズ入門の儀式/ジャズ入門書のかんちがい/ジャズ入門書は安心感を得るための話し相手/「ジャズ評論家の時代から選曲家の時代へ」/ジャズ評論家の崩壊
●第3章 ジャズ・ミュージシャンのかんちがい つぶやくミュージシャン/書き込むミュージシャン/「音楽家/文章家/音楽講師」という肩書/さらに書き込むミュージシャン/語るミュージシャン/「ところで、あなた自身は?」/菊地成孔さんのかんちがい/記号としての引用
●第4章 ジャズ史観のかんちがい 半世紀前の音楽が示す進化論と時間軸の無効性/『マイルス自叙伝』の余波/擬史としての物語/ビートルズの「常識は非常識」/フィクションとノンフィクション/油井正一的ジャズ史観の限界/再読・再検証の時代
●第5章 ジャズ雑誌のかんちがい 「スイングジャーナル」の終焉/菊地さんと大谷さんの卓見/音楽雑誌が終わるとき/延命策としての音楽評論/雑誌が消えることの意味/初期衝動の感動・喜び/ジャズ雑誌のかんちがい/ジャズ業界的麻痺症状
●第6章 ジャズを巡るかんちがい、あれこれ お色気ジャケットにひと言/「CDが売れない」の実態/「針音」が開く世界/DJが問う「ジャズ評論家のいま」/『ジャズ構造改革』とキレた人々/時代的誤読が生むかんちがい/岐路に立つジャズ評論家
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